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音楽サークル「躁霊音楽団」の活動報告とかです。 動画投稿・楽譜公開・SS投稿……その他いろいろ。 since 2009/03/13
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この記事は喜多日菜子 Advent Calendar 2020の記事です。やっべ一年なにも記事書いてねえや。



マジック:ザ・ギャザリング(略称マジック)という超伝説級カードゲームがあります。このカードゲームには色という概念が存在して、「白」「青」「黒」「赤」「緑」という5つの色(+「無色」という状態もありますが)に対してカードや効果の性質がある程度方向づけられています。例えば黒には自分の手札やライフを捧げる代償に効果をもたらすものがあったり、赤ならとにかく相手やクリーチャーに何点かのダメージを与えたり、白ならライフの回復や能力の封印といったように、色の時点である程度カード、ひいてはデッキの方向性が決まっています。

さらに、マジックは色に対して様々なフレーバーも割り当てており、これによってより「性格」といったものの領域までを色を使って表現します。例えば先の例に挙げた黒なら「自身の目的のために力を求め、その手段を選ばない」、赤なら「自身の情動に従って、自由に行動する」、白なら「平和のために、法と秩序を起こす」といったような風になります。

マジックの魅力のひとつはこの色に対する理念がもたらす非常に多様で豊穣なフレーバーです。こんな素晴らしい土壌に魅せられたプロデューサーかつプレインズウォーカーが何をするか、

そう、


担当をテーマにしたマジックのカードを妄想するのです。


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注意:もちろんこれは非正規の楽しみ方ですので節度とマナーを守ってオリカは楽しみましょう。
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《ルーンの夢想家 / Rune Daydreamer》 (白)
クリーチャーー人間 (Human)・クレリック (Cleric)
(白), (↷):無色か色1色を選ぶ。ターン終了時まで、ルーンの夢想家はプロテクション (その選ばれた性質) を得る。
1/1

形式の説明も兼ねて単純なのをまずは作ってみました。
・「ルーンの夢想家」というのがこのクリーチャー (人間もクリーチャーの扱いなので悪しからず) の名前です。
・名前の後ろの(白)というのがこのカードの召喚コストです。マジックはデュエマのようなマナ制を採用しています。この場合白マナを1つ出せばよいということです。つまり1ターン目から出せるような超軽量クリーチャーですね。
・カードタイプ「クリーチャー」という表示の後ろに、このクリーチャーの種族や職業が示されます。ルーンの夢想家は人間のクレリック(直訳:聖職者)です。
・「 (コスト) :<効果>」という文章は、書かれているコストを支払うと効果を起動するという能力を表します。
・最後の「1/1」というのがこのクリーチャーのパワーと体力を表します。1/1は一般人並です。パワー1以上のクリーチャーに殴られるとしにます。マジックの世界では非力です。

能力は、軽めのコストを支払うことで選んだ色1色 (または無色) に対するプロテクションを得ます。プロテクションを得たルーンの夢想家は、効果が切れるまでその色のクリーチャーなどから影響を与えられなくなります。限定的ですがかなり無敵めいています。ただし自分からの影響もカットします。妄想しててなにも効いてませんねこれ。かえってこーい。



《空で踊る / Dancing in the Sky》 (2)(白/青)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それの上に飛行カウンターを1個置く。


フローティングファンタジーを基にした呪文です。唱えるとクリーチャー1体があなたの空へフライハイします。飛行すると、攻撃時に地上のクリーチャーにブロックされなくなります。しかも飛行カウンターが乗っている限り永続なのでかなり強いです。正直そのうちこの効果持ったインスタントは出そう(しかももっと軽いコストで)。現時点では《突発的飛行》のちょっと下位互換くらいかなーって思いまして。



《破滅的な決定 / Catastrophic Decision》 (2)(黒)
エンチャントーオーラ (Aura)・呪い (Curse)
エンチャント (プレイヤー)
破壊不能
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、破滅的な決定の上に破滅 (catastrophe) カウンターを1個乗せる。
破滅的な決定の上に12個目の破滅カウンターが置かれたとき、エンチャントされているプレイヤーはこのゲームに敗北する。


「世界滅亡 or KISS」をモチーフにしたカードです。世界が滅亡する (ゲームに敗北する) までに《真実の愛の口づけ》などでこの呪いを除去しなければならない、とてもモチーフ通りのカードです。除去手段が乏しすぎるのでこんな効果のカードが実際に出てきたら私はキレます。
まああれです。12ターン以内に勝ってしまえば関係ないですからね。ヨシ!



《夢を実現させるもの、ヒナコ / Hinako, Dream Realizer》 (2)(青)(赤)(白)
伝説のプレインズウォーカーーヒナコ
+1:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたは、そのカードを追放してもよい。
ー2:ターン終了時まで、あなたは夢を実現させるもの、ヒナコによって追放されたカードの中から、点数で見たマナ・コストがそれの上に置かれている忠誠 (loyalty) カウンターの総数以下である呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
ー6:あなたのライブラリーからカードを1枚探し、追放する。あなたはそのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後あなたのライブラリーを切り直す。
初期忠誠度3


日菜子をプレインズウォーカーにしたらこんな感じかしらという妄想を形にしたら、文章が長ったらしくなってしまいました。色は青赤白の3色で、心のままに妄想した事物をそのまま実体化させてしまうような、ちょっと恐ろしい能力を持った人間のプレインズウォーカーです。お気に入りの妄想はやっぱり《魅力的な王子》とかなんでしょうか?





妄想していたら内容がかなりエルドレインに寄ってしまいました。「エルドレインの王権」というセット自体が西洋の童話や伝説伝承を元ネタにしたセットでしたからね。しかたないね。

マジックの良いところはこういうフレーバーに夢がある (なお世界観としては重めのもよう) ところと、歴史が長い分ルールがかなり精密に練り上げられているところです。ルールが精密ということは用語の意味も厳密になっていて、その分正確な把握が難しいということでもありますが…。
なのでまあ、マジックの沼に落ちようとは申しません。みんなも自分の好きな世界観の中に日菜子を飛び込ませて妄想していきましょう。そしてそれをどんどん発表していきましょう。


楽しいぞぉ。(沼から手招き
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プロフィール
HN:
喇(ラツ)
HP:
性別:
男性
職業:
大学生
自己紹介:
東方アレンジ・編曲・作曲・オーケストラとか

1年遅れで大学院生になります。
トロンボーン歴は10年を超えました。バストロンボーンを吹きます。
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