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音楽サークル「躁霊音楽団」の活動報告とかです。 動画投稿・楽譜公開・SS投稿……その他いろいろ。 since 2009/03/13
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銚子フェスティバル2016

両日参加してきました。

総日程3泊4日の大旅行と化した遠征でしたのでレポ記事を書きます。
普通の遠征ですら費用がバカにならないのに何やってんでしょうね



・前日譚

協賛に銚子商業がいたり、公園に地元企業が並び立ってたり、クレジット表記の時点で「後で問題が起きたりしないよね…?!」と不安になるラインナップ。
主に旅費の面で参加ができるか怪しいものの、俺はこれに参加しないとのちのち絶対に後悔するという謎の確信に従い、参加を決める。

幸いにも、大阪・京都~銚子という今回のイベントのためにあるようなバス路線を発見。これで行き帰りの宿泊2泊分と交通費が浮いた。それでも片道9千円だがな

さらにそこそこの値段のホテルも見つけたので、これで総参加費が相当浮くことが確定。2万円の通し券は流石に見送りしました。ホテルでのトークショーとかすごく魅力的だったんですがね……!

一応バス路線とページを参考までに。→南海バス / 千葉交通



・0~1日目

夜22時の京都駅八条口。前週に引き続きなか卯の前の高速バス乗り場から出発です。
行きがけは千葉交通。なんとコンセントとカーテンがありません。わりと辛い。
おまけに3列シートで私の横に座った人が20代中盤の若い女性。座席間こそスペースが空いてるもののすっげえ気疲れしました。

そんな満員のバスも、秋葉原から成田の間でほとんど降りて、成田空港を出るころには乗客3名。
あぁこれは絶対運転手に「今日銚子までのお客さんいるわー外れだわー」と思われてるやつやーと思いながら、都合10時間の旅は終わりました。

さて、前日私は普通にバイトもしていて、バスに乗る前に風呂に入ろうと思っていたのですが、準備にバタバタしていて結局入れずじまい。なんなら京都タワーの大浴場に行こうと思ってたのですが最終入場21:30で入れず。このままフェス会場になんて行ってはいけない!と思い、早朝から風呂に入る決心を固めました。

※というか、時間くらい事前に調べとけって話ですよね。


近辺でいちばん早くに開けてくれるお風呂はこちら。いちばん早いと言っても朝10時からですが。
そんなわけで、ここで予定を大幅に変更して犬吠埼へ。
銚子電鉄犬吠駅から徒歩5分という観光にとても向いた立地。すばらしい…。

この時点でまだ朝の9時前なので当然人なんてろくにいないんですが、
灯台下の広場で海に向けてレンズを向けたカメラが3台と、すぐ後ろの石像だかモニュメントだかの下に腰を下ろして何かを待つおじさん3人組が。
カメラの向く方を見ても波と海鳥くらいしかおらず、何を狙っているのかはさっぱりわかりませんでしたが、こんな早くからご苦労なことだなぁ…と思いました。

案内板の地図によると、犬吠埼は当然正面に太平洋を臨む岬なのですが、後ろを振り返れば愛宕山などの山々が広がっており……平野
何処が峰なのか一切わからないし、なんなら手前の建物に隠れて地形もよくわからない。
千葉県は最高峰すら標高408mしかない、日本で最も平らな土地なのですが、その事実をまざまざと見せつけられた感じでした。

ちなみに、記事を書いている今調べたところによると、銚子の愛宕山は標高73.6mだそうです。100mすらないってどういうことなんだろう。神戸なんて後ろを振り仰げばすぐに標高931mとかいう険しい険しい六甲山があるというのに。

そんなこんなで犬吠埼を堪能するも、まだ時間が余っていたので近隣を徘徊する。
この辺りで衣擦れがやばいことになる。早く身を清めさせてください。

ようやく10時を回ってお風呂に入る。1時間に1本の電車が約20分後に迫るものの、そんなことをしたら1700円の入館料がすごくもったいないことになるため潔くあきらめました。
ゆっくりお風呂を堪能し、昨日からの汗が染み込んだ服もまるっと着替え、さあようやく会場へ。

10時から会場入りしている関東地方在住愚民さんたちは自由によろしくやっているご様子なのがTwitter経由で伝わってきて、非常に歯がゆい思いをする。
会場最寄りの椎柴駅はSuicaが辛うじて使えるだけの無人駅なので、せっかくだからと手持ちのICOCAを使う。使ったものの、改札口などの「Suica専用」などの表記にたじろぐ。
まるで他府県の交通系ICの存在など歯牙にもかけないふるまい。首都が一番偉いってか!へっ!それでSuicaユーザーは京都に来てもちょっとフフン感出しながら「Suicaで」と言ってくるんだな!と、完全に方向のおかしな僻みを一人飛ばしていました。

JR東日本のHPで銚子駅にはコインロッカーがあるとの情報を手に入れていたものの、行ってみればどこにも見当たらない
知恵袋のログによると、どうやら待合室の中にあるらしい……何かを撤去した跡しかないんですけど!!まさかこれがコインロッカー跡地ですか?!

そういう大事な情報は細やかに更新をしろと…あるいは細やかに更新できるシステムの整備をしろよと切実に思いました。


椎柴駅は銚子駅から成田線で2駅。乗車時間はそんなに長くないんですが、そんなことより朝から今まで割と晴れ間が見えていたのに、椎柴に近づくたびに空が薄暗くなってくる

この日、台風10号は正常な東向きに向きを変えて関東を狙い、さらにもう一つ低気圧が近づいていて銚子の天気は割と危ない有様でした。それでも午前中は風が強い程度で日差しもあり、ことのほか晴れ間が見えていたので安心していたのですが、このわずかな距離の間に何があったのか

場所が場所なので、特急で銚子→各停で椎柴ルートだと勝手に思っていたんですが、割と皆さん成田方から各停で向かっていた模様。結果、電車の到着に合わせて出ていた送迎バスに、乗ったのが運転手とスタッフさん1名と私だけ

「専用車だ!」などとお囃し立てをいただきながら会場に到着しました。

会場は大きなステージと、それに向かい合うお店たちが並んでいました。
飲み物だとか食べ物だとかの屋台のほかに、なんとくじ引きまであったという、なんというお祭り感とか思いましたが、それはさておき。
ステージ上では堂々と音出しが行われるいつものしがないクオリティ。

チルパの歌リハをするmikoさん。
リハなのに煽る愚民一同。
リハだからとピザ声で台詞を言うmikoさん。
なんでもありだな!

……オーケイそんなことは最初から分かっていたはずだ。いくら銚子市全部を巻き込んだ大規模イベントだからって、あの人たちが殊勝にするはずがないじゃないか。


自分に強く言い聞かせて会場内を歩いていました。


屋台テントの一番端がなんと荷物置き場として開放されていました
ありがてえありがてえと荷物を置きつつ、いよいよステージが始まります。



・チームMOCUP

MOC大粗相(もはや呼び捨て)。結果、ある意味伝説のステージに。
どうやら曲目のリストだけ送って音源を渡し損ねていた模様。醜い言い訳を垂れ流すMOCさん。

そして「ちょっと待ってて」と言ってステージ上はおろか会場から走り去るMOCさん。よもや逃亡か。逃亡したのか。
誰もが呆然とする中、quimさんのPCを機材に接続し、手持ちストック音源ですべてを賄う英断。
MOCさんの努力(音源USBは持ってきていた模様)は全て水の泡に

本当のお品書き(あとで鞠菜さんに教えていただきました)はこの騒動を受けて大きく変更されました。

セトリ
 進め! 学園結社ぱにゃにゃんだー(アレゲの主題歌 MOCさんがいなくてもできるので)
 黒谷ヤマメのめざせアイドル!大作戦!(東方アゲハDESTINYより 伝説のトラック)
 蒸気機関ガール☆彡(SUPER MARINA WORLD2より 銚子電鉄さんにちなんで)
 なんだただのMOC賛歌(Scramble!より 伝説のトラックその2)


MOCさんはすごいなあ
MOCさんはスーパースターだ
ぼくにはとてもできない

MOCさんは粗相をしても
歌えばみんな盛り上がる
ぼくにはとてもできない


罪の意識とセトリに無くて歌詞を飛ばしてることから、歌ってるときMOCさんは大体壊れていました。



・こばきょん→556mm(敬称略)

艶やかな浴衣姿で登場。癒し。
その後ろにはマスクを被ったシャイボーイ不審者(←失礼)が音源担当として舞台上に。
主に持ちサークルの曲を歌われていきました。

素敵な歌声をたっぷりと堪能させていただきました。
最後には黒崎咲夜さんとのデュエットも披露。そのままステージは556mmのステージに移行。

黒崎さんの呼び込みで、先程までこばきょんさんの音源係をやっていたTomoyaさんが登場。
まるで別人かのような熱さで登場。

「元気ですかー?」オー「んー聞こえないなぁ?」と
2人でこれでもかと客を強制点火。556mmはユーロアレンジを主にやっているサークルということで、曲前で煽り曲中で煽り曲が終わっても「まだ息切れてないもん。全然だよ」と煽る。非常に熱いステージとなりました。

というかTomoyaさんの曲中の掛け声が完全にキマっていてとてもカッコいい。そのままサンプリングして声ネタに使いたいくらいでした。



・miko箱(miko & 桃箱)

端的な感想:「相乗効果」とはこの2人のことを表した字なのだと思いました

セトリ
 高等遊民☆お姉ちゃんぷちもも。より)
 グンマー☆ ザ ミラクル(ろりぽっぷちゅより)
 プチギレcat☆fight(みるきゅんりんくより )

ぬるっと始まる養ってコール。ぬるっと入場するmiko箱のご両名。
驚愕の宇宙柄セーラー。美しい……

そのまま始まる高等遊民☆お姉ちゃん。miko箱はあんまり追っかけてなかったけど、歌詞が最高にキてるのはよくわかった。
バックトラックに台詞が入ってるので頑張って台詞を言っても被ってよくわからなくなる中、
普段から入れた台詞も言い切るmikoさんは今回も記憶の限り入れ続け、桃箱さんは早々にトラックに任せる真逆の行動結果。この後もナチュラルに対照的なお二人はいいコンビなのかもと思いました。

そしてまじまじと目で見て音で聞いて知る桃箱さん。夏コミ新譜の紹介のはずが「なんていうCDだっけ?」のフリにドヤ顔でトラック名を宣言する桃箱さん。何かgdるたびに脈絡なくmikoさんに「愛してる」を連発する桃箱さん。噂でやべぇ人だとは聞いていたけど、
なるほど、こいつはヤベェぜ…

噂の桃箱女史とお姉さんモードに入ったmikoおねえさんを堪能できたmiko箱ステージでした。



・天音→uno(DJ)

DJタイム兼中休みタイム。せっかくの祭りだし屋台のご飯とかまだ食べてないものがヒャッハー天音さんのDJだー!
その昔音盤夜行EXというイベントで初めて知った方ですが、DJもトラックも両方自分のドストライクだったこともあり、非常に好きな東方アレンジャー・DJの一人です。
そして「衝動のままにをCD揃えていくと破産する…!」とCDの購入を節制せざるをえないほど多作な人でもあります。社会人パワーが欲しいよ!

中休みタイムでもあるんですが、なんだかんだステージ前から去らない人も多かったんですが(unoさんのDJが始まったころにはだいたいみんな戻ってました)、私が見た感じDJ中跳ねたり手を掲げたりなんだかんだしてたのは3人くらいでした。もっと皆体動かしていいのよ…!

ステージ袖でウッド村ファームのキャラのリコちゃんが控えめに手を振ったりしてたんですが、
せっかくそんなところにいるならいっそステージの上でやればいいのにと思いました。ステージに上がりなよ!って言ってもよかったかなと若干思います。

その後unoさんにDJを移行。1曲目からチルパEDMでテンションを上げて行k2曲目から謎の大空と大地の中で(松山千春)EDM
これで一気にオーディエンスの心を刈り取ったunoさん、続く3曲目は1/6の夢旅人。その後もウルトラソウル(開幕DJに続き2度目)、マリンバ(iPhoneの着信音)Rmxなどのカオスな選曲で聴衆を離さないスーパープレイを見せてくれました。

このとき私は暴れすぎてしんどくなっちゃったので後方で休憩していたのですが、「盛り上がればなんでもいい」をそのまま体現するunoさんのプレイングに感心していました。
周囲からは「ここは札幌だったかな?」と混乱の声が多数届けられる事態。
いろんな意味で大熱狂のまま最後にアルバのRmxでquimさんを壇上に呼んでチーム我等パートにバトンタッチしました。



・チーム我等(miko & quim)

開幕姫転倒
quim「ノンストップで来てノンストップで事故ですか!

ふつうに痛いやつ(階段で躓いた)だったのでちょっと心配だったんですが、問題なさげでよかったです。

こちらでの姫様の衣装は公式イラストで見たあの衣装。イラストに合わせて作ったらしい。よく作ったな!という感心と人魚姫姫様の感動が止まらない。
落ち着け、まだステージは始まってすらいない。

セトリ
 きらっせ☆ウッド村ファーム!(ウッド村ファームテーマソング 全ての元凶)
 マンボウよ永遠なれ(DEKKAINOより)
 ホシヲコエテアルバトロシクスより)
 チルノのパーフェクトさんすう教室東方氷雪歌集より)
 ひれ伏せ愚民どもっ!(幻想メガ★ラバより)

セトリには謎の曲「???」なんてないし、ローラースケートで足元のおぼついていない伝説のスーパーアイドルも登場していない。いいね?

チーム我等のアンセム詰め詰めなセトリに休む暇など与えられなかったのでした。
そして、銚子の野っ原でもしっかりひれ伏してきました!

最近ようやく、お約束とかそういうの抜きにして、おのずから姫様にひれ伏せるようになったので魂のステージがようやく上がったんだと信じています。


そんなこんなで、1日目は大熱狂のうちに終了。
ここから通し券組はホテルの送迎バスに乗ってホテルに移動。そこから先の話は私もTwitter越しにしか知らないので、誰か通し券組の人がレポってくれることを信じています

私は首都圏帰宅組を羨ましく見つめながらいろんな人とお別れして、ひとり銚子駅へ。
セブンで買い込んだ夕飯をおともに一人でEテレとか見てました

花江夏樹さん結婚おめでとうございます!




余談

・1日目は風がきつかったのでたびたび値札や商品が飛んでいくハプニングが勃発。結果、音楽に合わせて縦ノリしながらも商品を押さえる手元が不動のカーギィともやっしーの姿が見られました。(リンク先はあやさんの再現手描き画像です。)

「こっちのやつ(しがない商品群)はいいからここから→側(ゲストさん持ち込み分)を買ってください!」

・後半になって物販担当が交代。結果フリーになったカーギィは観客の後ろや上手側端(物販の真ん前)で跳んでたりしてました。たぶんチルパだったと思うんですが、跳ねすぎてポケットからいろいろ落としてたりしました。イヤホンケーブルとか。大事っぽそうなカードとか。
 ※その時の内に本人に回収されています。

・銚子電鉄さんが銚フェス記念で犬吠駅の特製硬券入場券をだしていたのですが、「買っていただくとわかりますが、これには裏があります」とのこと。裏が…裏が…



どうやらこの日の出演者にいくつか書いてもらったらしい。1枚150円、ランダムで出演者のサインが入っているとあれば、まあ当然一瞬で「ガチャ」と呼ばれる。そりゃね、我みくじに札突っ込む人とか他所のアイドルゲームでガチャに金突っ込む人とかいっぱいいますからねこの界隈……。

・ステージ終了後、銚子電鉄さん「これ(記念入場券)を皆様に買っていただかないと、今後このような切符が販売できなくなります!」という、ある種の脅迫が始まる。
財布の中に小銭が750円残っていたので、5連5枚買いました。
結果、

鞠菜さんと556mmのお二人のサインが当たりました。やったね。

・この前日にFRENZ2016の出展者発表と上映日程発表があったようで、そちらでもTLが盛り上がっていました。相変わらず名だたる面々や懐かしい面々が多くて非常に楽しそうです。そして相変わらずチケットは速攻完売したみたいです。すげぇ。
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プロフィール
HN:
喇(ラツ)
HP:
性別:
男性
職業:
大学生
自己紹介:
東方アレンジ・編曲・作曲・オーケストラとか

1年遅れで大学院生になります。
トロンボーン歴は10年を超えました。バストロンボーンを吹きます。
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